結婚式での受付係のお仕事内容をご紹介いたします。
結婚式の受付係は、両家を代表する顔です。
しかも、ご祝儀を扱う係でもありますので、新郎新婦にとっては信頼のおける人が任される、特別な係なのです。
ぜひ、誇りをもって役割に臨まれていただければと思います。
では、受付係とは具体的にどのようなことを行う係なのでしょうか。
こちらの記事では、結婚式での受付係のお仕事内容をご紹介いたします。
目次
1.受付係の人数
ー ご祝儀係はご祝儀を広蓋(ひろぶた)の上に納め、出席者の名簿を確認します。
1.受付係の人数
受付係を頼まれた時に、気になるのは受付係の人数ではないでしょうか。
受付係は多くの場合、そのお仕事内容から新郎側から2名、新婦側から2名の計4名が選ばれることが多いです。
通常、新郎側の受付係が新郎側のゲストの受付を行い、新婦側の受付係が新婦側のゲストの受付を行います。
ですが、結婚式の規模や事情によっては選ばれ方も様々で、両家で3名以下しか選ばれない場合もありますし、4名選ばれたとしても片方の家から3名、もう片方の家から1名の場合もあります。
その時は、両家の受付係で協力して、臨機応変に役割分担すると良いでしょう。
受付係はお金を扱う仕事ですので、安易に受付係以外の方にヘルプを求めるのは注意が必要です。
2.結婚式前日までにやっておくべき事とは?
前日までに下記の事項を新郎新婦と確認しておきましょう。
●受付係の集合時間と、受付の開始時間を決めておきます。
通常、開宴の30分前から受付を開始するので、開宴の1時間前に集合することが多いようです。
●お車代を渡すゲストは誰か?
●取り次ぎが必要なゲストはいるか?
●結婚式前に、既にご祝儀をお預かりしているゲストはいるか?
●お預かりしたご祝儀を受付終了後にどなたに渡すか?
お預かりしたご祝儀を最後に預けるのは、親族の方が多いようです。
●遅刻者への対応の仕方
遅刻者が出た場合は、どのように対応すればよいのか、当日慌てないように、確認しておきましょう。
3.結婚式当日の受付開始前にやっておくべきこ事とは?
受付開始前までにやっておくべきことをリストアップしました。
できるタイミングでやっておきましょう。
早めに会場に行って打ち合わせをします。
受付が始まる30分前には会場に集合して、打ち合わせを行います。
一緒に受付をするメンバー、そして会場スタッフの顔と名前を覚えましょう。
会場スタッフから、受付で必要な道具等や受付の流れについての説明を受けますので、仕事の内容を確認しましょう。
また、受付係のメンバーで「案内係」と「ご祝儀係」の役割分担をしておきます。
●会場内の施設の場所を確認しておきます。
受付では、ゲストからトイレなどの場所を尋ねられることがよくあります。
披露宴会場だけではなく、トイレやクローク、控室、喫煙所、更衣室の場所も予め確認しておきます。
●トイレ、身支度を済ませます。
受付が始まったら、受付が終わるまでは持ち場を離れることができませんので、先にトイレを済ませておきましょう。
不要な荷物はクロークに預け、身支度を整えます。
●ご親族に挨拶しておきます。
受付が始まるまでに、新郎新婦の控室に行き、受付係としてご親族に挨拶しておくと良いでしょう。
●自分の受付を済ませておきます。
受付が始まる前までに、ご祝儀を納め、芳名帳に記帳をして自分の受付を済ませておきましょう。
4.受付係のお仕事の流れと、ゲストへの対応の仕方
各家2人の受付係は、それぞれが「案内係」と「ご祝儀係」に分かれてお仕事をするとよりスムーズです。
案内係が挨拶、記帳のご案内、配布物のお渡し、控室などの案内を行い、ご祝儀係はご祝儀の管理をします。
受付係はゲストからいただいた大切なご祝儀を預かる係でもあります。
お祝いにいただいたご祝儀が、万が一盗難にでも遭ってしまったら、お祝いのムードに水を差してしまいかねません。
そのような事態を避けるためにも、受付係のうちの誰か一人は、ご祝儀係として、いただいたご祝儀から離れずに管理しておく必要があるのです。
下記に受付係のお仕事の流れと、ゲストへの対応の仕方をご紹介します。
まずはゲストに新郎または新婦の家を代表して挨拶します。
案内係は、受付に来られたゲストに新郎または新婦の家を代表して挨拶するところから始まります。
ゲストが来られたら、一礼します。
ゲストから、「本日はおめでとうございます。」と言われたら、両家の代表として「ありがとうございます。」と答えましょう。
案内係はご祝儀を受け取り、ご祝儀係に渡します。
ゲストがご祝儀を差し出されたら、受付係が両手で受け取り、「ありがとうございます。お預かりいたします。」とお礼を述べます。
そして、預かったご祝儀はご祝儀係に渡しましょう。
案内係はゲストに芳名帳の記帳をお願いします。
案内係は、ゲストに「ご記帳をお願いします。」と記帳を促しましょう。
ご祝儀係はご祝儀を広蓋(ひろぶた)の上に納め、出席者の名簿を確認します。
ご祝儀係は、案内係から渡されたご祝儀を受け取ったら、出席者名簿を確認して、ご祝儀を受け取った印をつけます。
ご祝儀は、用意された広蓋(ご祝儀を置くお盆)の上に積み重ねていきます。
さらに、そのゲストにお車代やお礼などをお渡しする必要があるかどうか、また両家のどなたかに取り次ぎする必要があるかどうかも名簿で確認します。
お車代とお礼をお渡しする場合は、そのゲストの記帳が終わり次第、「~さん(新郎または新婦の名前)よりお預かりしております。」と言ってそっとお渡ししましょう。
広蓋の上のご祝儀袋が積み上げられてきたら?
ご祝儀は積み重ねて置くことでお祝いの雰囲気を演出します。
防犯には気を付けつつも、ご祝儀はすぐにしまってしまわずに、積み重ねておきましょう。
ご祝儀が積み上がってきたら、その半分ほどをご祝儀専用袋や受付で用意した袋等に入れて足元に置いておきます。
このご祝儀を置いた広蓋や足元の袋からは、決して目を離さないようにしましょう。
ご祝儀を入れた袋やカバンには、盗難防止用の器具を取り付けるのもおすすめです。
最後にご案内係は席次表をお渡しし、控室等を案内します。
記帳を済ませたゲストには、席次表をお渡しし、控室の方向に手を向けてお進みいただきましょう。
必要に応じてトイレやクロークの場所などもご案内します。
受付の手が空いた時は、自分のご祝儀を出して記帳したり、お車代がきちんと手渡されているかどうか、また出席状況も確認しましょう。
ゲストが揃ったら、受付の仕事は終わりです。
出欠を確認してゲストが揃ったら、受付の仕事は終わりとなります。
万が一、遅刻者がいる場合は、予め新郎新婦と決めていたように対応しましょう。
ご祝儀の数(ご祝儀袋は開封しません)と、記帳の数を照らし合わせたら受付のスペースの後片付けをし、預かったご祝儀は、予めお渡しすることになっていた人にお渡しします。
盗難防止のため、決められた人以外の人にはお渡ししないようにしましょう。
また、受付が終了したことを式場スタッフに報告します。
5.結婚式での受付係におすすめのフォーマルワンピース
結婚式の受付係は、最初にゲストをお迎えする立場でもありますので、上品にご着用いただけるフォーマルワンピースがおすすめです。
受付係にふさわしい装いができますよ。
下のお写真のフォーマルドレスは、上質なシルクでお作りしたフォーマルワンピースです。
お祝いのお席にふさわしく華やいだ印象になるように、光沢が美しいシルク生地をたっぷりと使用してフレアースカートをお作りしました。
大人可愛いフレンチスリーブが付いていますので、結婚式でも煩わしい羽織り物とのコーディネートは必要ありません。
このドレスだけで、フォーマル感たっぷりの服装が完成いたしますよ。
もちろん、お袖が短めですので、ボレロ等を合わせていただきましても素敵にご着用いただけます。
羽織り物を変えてご着用いただくと、雰囲気も変わりますので、着回しが可能なドレスでもあります。
ウエストを少し高めにお作りしましたので、脚長効果でスタイル良くご着用いただけます。
結婚式だけではなく、二次会、パーティー、謝恩会、同窓会、お食事会等の、フォーマルなお祝いのお席におすすめです。
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(加筆修正2020年6月2日 初回投稿2019年4月7日)