縫製工場との苦労話
こちらの記事で紹介した、Wさんの工場とはまた別の工場、X工場でのお話です。
このX工場では、現在販売中の下の写真のドレスを作ってもらいました。
ちなみに、こちらのドレスは、パターン制作までは日本で行っています
先日ご紹介したこのトワル写真は、日本でパターンを制作した時のものなのです。
すっきりとしたVネックラインと、歩く度にゆれるフレアーカフス・・・
スカートはアンイーブン・ヘムで丈を長めに仕立てていただいています。
結婚式やパーティーでも、お洒落に優雅にご着用いただけるシルクのドレスに仕上げていただきましたよ
と、ドレスについてのご紹介はここまでにして・・・
今日はこのドレスの制作裏話、といいますか、苦労話をご紹介します
実は・・・
このドレス、出来上がったほぼ半分が販売不可となってしまったのです
原因は・・・
縫製の知識がある方なら気づくかもしれない、とある「ミス」です。
パッと見にはわかりませんし、ご着用には何ら問題ないのですが・・・
結局、そのミスがあるドレスは、販売しないことにしました
これには私にも責任があります
X工場さんが量産する前に、サンプルのドレスを1デザインにつき1着ずつ仕上げてくれたのですが・・・
その時、私がそのミスに気づけなかったのです
現に、今後のことも考えフィードバックとして、
ミスのわかりやすいものが2着あったのでそれをX工場さんに送り返すと・・・
2着のパーフェクトなドレスを送り返してくれたのです
やればできるじゃ~ん!
今回、X工場さんにお願いするのは初めてでしたので、数量を少な目にお願いしていたのですが、そこは不幸中の幸いでしたかね・・・
そのX工場さん、縫製の技術は素晴らしくて、欧州の、とあるブランドも手掛ける工場でもあるんです。
もしまたタイの生地を使うことになるならまたお願いしたいくらいかも。
でも振り返れば、文化の違いなのでしょうか?
海外で縫製をお願いする時、「これは日本のお客様には受け入れられない」、というものをその工場さんに伝える必要がある、ということは経験済みでした。
なので、X工場さんにお願いする時も、NGをリストにしてお願いしていなのですが・・・
そのリストに、今回のミスは入っていなかった!!!
これはやっぱり自己責任ですね~
次にドレスを作る時は、サンプルチェックは入念に行おうと学んだのでした。
今日のひとりごと
・・・そういえば、文化の工場実習で、このミスの防ぎ方、先生から習ったなぁ~
あの時は、先生のお声掛けのお陰で、みんなミスしなかったからわからなかったけど・・・
こうなるのね~
卒業後にわかりました。
最後にもう一度ドレスのご紹介を・・・
着用感の良さを求めて、日本人の体型に合わせたパターン作りを行い、海外ブランドの縫製を手掛ける縫製工場で仕上げたドレスです。
現在販売中のドレスは、どれも複数人での検品をクリアしたパーフェクトなクオリティーのもののみです。
シルク特有の上品な艶とハリ感が、丁寧な縫製との相乗効果で高級感漂うドレスです。
結婚式やフォーマルなパーティーなど、きちんとした華やぎのある服装が必要なお席にふさわしい一着です。
こちらも現在特別価格の、40%オフでセール中です。
結婚式へのご参列などのご予定がございましたら、ぜひこの機会をご利用なさってくださいね。
ドレスは、ネイビーとブラックがあります。
ドレスの詳細はこちらでご覧いただけます↓
ーーーーー
現在、クラシックダーナでは、ジムトンプソンのシルク生地でお作りしたフォーマルドレスを、数量限定でセール中です。
シルクならではの上品な装いを存分にお楽しみいただけるドレスとなっております。
結婚式やパーティー等にふさわしいドレスばかりです。
残念ながら、シルクのドレスは現在販売中のもののみになりますので、ぜひこのお得なセール期間をご利用ください。
ドレス一覧はこちらからご覧いただけます。
商品情報、セールのお知らせはメルマガでお知らせしております。
お問合せ、ブログのご感想はこちらからどうぞ