お土産結納とは?広島での結納の習わしをご紹介いたします。

結納をいただいたら、そのお返しとして結納返しをします。
広島では、結納のお返しにお土産結納が行われています。
ちょっと聞きなれない言葉ですが、そのお土産結納とはどのような結納なのでしょうか。
結納返しが行われる時期、結納返しとして持参するものも一緒にご紹介いたします。

広島でのお土産結納とはどのようなものなのでしょうか。


広島では、結納品を贈っていただいたお返しに、おみやげとして結納返しを行います。
これをお土産結納と呼んでいます。
結納返しのための結納品と、男性側の家族へのお土産を持参します。
お土産結納は、結納の日の後に別途行うのが正式なのですが、最近は結納を交わす二人も忙しいこともあり、結納の日と同日に行われることもあります。

結納返しで贈られる結納品はどのようなものがあるのでしょう?


男性から贈られた結納品よりも控え目に返すことになりますので、まず品数については、5品目贈られていた場合は5品目、7品目贈られた場合は、5品目か7品目を返します。
また、男性から贈られた結納品は白と赤の合わせ紙が使われますが、お返し結納の結納品にはそれよりも控え目な、白と緑の合わせ紙が使われます。
結納品の下に敷くもうせんも、結納品は赤が使われるのに対し、お返し結納の場合は緑色のものが使用されます。
結納返しで贈る基本の品目はこちらになります。それぞれの贈り物には、松竹梅鶴亀の水引き飾りが付けられます。

・御袴(おんはかま)
御袴料(おんはかまりょう)のことで、結納返しの中心となる現金、または品物です。
御袴料の包みの中には気持ち程度の金額(5千円または1万円。5円玉を入れることもあるようです)を入れ、その代わりに結納金の1割程度をスーツや時計などの品物で返すことが多いようです。
御袴料には、松の水引があしらわれます。

・熨斗(のし)
干したアワビを長く伸ばしたもの。飾りの水引きは鶴がかたどられます。

・寿栄広(すえひろ)
末広とも書かれます。1対(2本)の白い扇子です。水引の飾りは亀です。

・勝男(かつお)

いわゆる御肴料(おんさかなりょう)で、結納の際にいただいた金額と同額を入れます。
水引きの飾りは梅です。

・多留(たる)
御酒料(おんさけりょう)のことで、こちらも結納の際にいただいた金額と同額を入れます。
水引の飾りは竹です。

上記の品目に目録が付けられます。

男性の家族へのお土産とは?

広島のお土産結納では、上記の結納品の他に、男性のご先祖、両親、兄弟姉妹へのお土産も贈られます。
それぞれのお土産にはのし紙をかけ、左上に差し上げる相手(「ご先祖様」「御父上様」等)、中央に「おみやげ」と書き、下には新婦の名前または苗字を書きます。
お土産は、ご先祖様にはお線香を選び、他の方にはそれぞれ贈り物を選ぶことになるのですが、おみやげ選びに困ったら、カタログギフトを贈られてはいかがでしょうか。
最近では、お土産結納のご家族へのお土産には、カタログギフトをお贈りになる方が多いようです。