ファッションの変遷が見て取れる、100着のドレス – 100 Dresses The Costume Institute The Metropolitan Museum of Art

ニューヨークにあるメトロポリタン美術館には、一日では到底周りきれないほどの、数多くの貴重な所蔵物が展示されていますが、その美術館内にあるコスチューム・インスティチュートには、35000点以上の、それぞれの時代の文化を反映したコスチュームとアクセサリーが所蔵されています。

こちらの記事でご紹介する、100 Dresses The Costume Institute The Metropolitan Museum of Art には、コスチューム・インスティチュートの常設のコレクションの中から選ばれた、100着の素晴らしい服を見ることができます。

100 Dresses: The Costume Institute / The Metropolitan Museum of Art

服は年代順に掲載されており、1着目のドレス(Mantua)は1695年頃のもので、最も新しいものは2009年の、クリスチャン・ディオールのオートクチュール・コレクションでの、ドレスを着用したモデルさん達がランウェイを歩く一枚です。

ほとんどのコスチュームの写真が、詳細まではっきりとしたものですので、ファッションのスタイルがどのように変遷したか、とてもわかりやすい一冊になっていますよ。

ココ・シャネル、クリスチャン・ディオール、クリストーバル・バレンシアガ、マダム・グレ、イヴ・サン・ローラン、ヴィヴィアン・ウエストウッド、アレキサンダー・マックイーンなどの、名だたるデザイナーのドレスも掲載されています。

ファッション史を、さっと学んでみたい方、ドレスのデザインを学んでみたい方にもおすすめです。

表紙の写真はヴィヴィアン・ウエストウッドドレス

表紙の、フューシャ・ピンクが印象的なドレスは、シルクサテンで作られたヴィヴィアン・ウエストウッドのPropaganda Dressです。

2005-06のFall/Winter のコレクションで発表されました。

裏表紙は、セシル・ビートンのMolyneux Evening Dressを着用した、1950~60年代にモデルとして活躍したDovimaの写真となっています。

Dovimaの写真はヴィヴィアンのドレスと比べると小さ目でモノトーンですが、素材のキラキラ感が伝わってくる一枚となっています。

私のお気に入りの作品

この本で紹介されているドレスは素敵なものが多く、お気に入りの作品が沢山あり過ぎて一着を選ぶのが難しいほどです。

カール・ラガーフェルドがデザインした、スカートをセンターで開き、ミニ丈のアンダースカートと膝上丈のブーツをのぞかせたドレスや、クリスチャン・デイオールの、控えめな女性的な美しさを表現したというカクテル・アンサンブル等々、素敵な作品が一杯です。

ぜひご覧になってみてくださいね。

100 Dresses: The Costume Institute / The Metropolitan Museum of Art

シルクのフォーマルドレス・アフタヌーンドレス・ネイビー(11号、13号)、ブラック(5号、7号、9号、13号、15号)

結婚式のお呼ばれドレス・デイジードレス・ブラック(5号、7号、11号、13号、15号)、ネイビー(5号、7号、9号、11号、15号)

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